プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点10選【現役エンジニアが解説】

プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点10選

こんにちはゆうき(@RubyPHP2)です。

このブログでは、Webエンジニアである僕自身の体験をもとに、プログラミングについてのノウハウを発信していきます。

「プログラミングを始めたいけど時間の無駄になってしまいそう・・」

「プログラミング学習を時間の無駄で終わらせないためにはどうすればいい?」

今回は以上のような相談にお答えしていきます。

僕は元々駆け出しエンジニアでプログラミングを1から勉強してエンジニアになりました。
(その時の給料をこちらの記事で公開しています。)
▶︎【給料公開】駆け出しエンジニアの給料はいくら?それでもエンジニアを目指すべきか?

この経験からプログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の特徴と時間の無駄で終わらないためにどうすれば良いか解説していきます。

この記事を読むことで、プログラミング学習を意味のあるものにすることができます。

この記事でわかること
  • プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点
  • プログラミングを時間の無駄で終わらせないために意識すること
  • 時間の無駄にならないプログラミングスクールを見極めるポイント

では、さっそく見ていきましょう!

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プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点10選

プログラミングの習得にはどうしても時間がかかります。

プログラミングスクールでの推奨勉強時間は400時間以上とされているところが多いです。

これだけの時間を費やすなら時間の無駄にしたくないですよね。

時間の無駄で終わってしまう人の共通点は以下の通りです。

✔︎ プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点10選

  1. 成りたいエンジニア像が決まっていない
  2. インプット学習多めでアウトプットしない
  3. プログラミングで作りたいものがない
  4. 学習のロードマップを決めていない
  5. プログラミングだけに集中していない
  6. 複数の言語を同時に勉強している
  7. 意識だけ高い
  8. まとまった勉強時間が確保できていない
  9. 講師、メンターがいない
  10. 完璧に理解してから次に進もうとしている

では、順に見ていきましょう!


1.成りたいエンジニア像が決まっていない

まず一つ目として成りたいエンジニア像が決まっていないと時間の無駄になりやすいです。

というのも、目指すエンジニア像によって勉強方法が変わってくるからです。

エンジニアと一括りにされますが、色々種類があります。

✔︎ エンジニアの種類

  • サーバーサイドエンジニア
    → Ruby、PHP、Javaなど
  • フロントエンドエンジニア
    → HTML、CSS、Javascript、jQuery、Vue.jsなど
  • アプリエンジニア
    → swift、Flutterなど
  • インフラエンジニア
    → AWSなど

世にあるサービスは一つのプログラミング言語で成り立っているわけではありません。

そのため、プログラミングを始める前に自分がどのようなエンジニアになりたいか明確にするべきです。

明確にした上で、どのような勉強をしていくかを決めていく必要があります。

▶︎【2021最新】サーバーサイドエンジニアに必要なスキルとは?優先度順に解説!


2.インプット学習多めでアウトプットしない

2つ目としてアウトプットしない人は時間の無駄になります。

プログラミングを習得するには、

  1. 教材や技術書などでプログラミングの知識を得る(インプット)
  2. 得た知識を実際に使ってみる(アウトプット)

これらの両方が必須になります。

インプット学習はアウトプットに比べ負担の少ない勉強なのでついつい多くやりがちです。

しかし、プログラミングは実際に自分で手を動かしてはじめて成長していきます。

インプット学習は移動時間や昼休憩など隙間時間に進めると効果的です。

おすすめのインプット学習方法をこちらの記事で解説しています。
▶︎【プログラミング】おすすめのインプット学習方法を紹介!


3.プログラミングで作りたいものがない

プログラミングが時間の無駄で終わる人の共通点3つ目が『プログラミングで作りたいものがない』です。

プログラミングは作りたいものから逆算してどのような勉強をするか考えていきます。

そのため、作りたいものがないと路頭に迷ってしまいます。

また、これが作りたい!という気持ちが一つのモチベーションにもなるので、プログラミングを習得してどのようなサービスが作りたいか明確しましょう。


4.学習のロードマップを決めていない

学習のロードマップを決めていないとプログラミングを勉強しても時間の無駄になることが多いです。

なぜなら、今やっている勉強が次の勉強に繋っているか分からないからです。

どういうことか?

プログラミングを習得するなら段階を踏んで勉強していくことになります。

いきなりポートフォリオ作成と言われても無謀ですよね。

✔ ロードマップが決まっていない例

  1. PHPの文法など基礎学習からスタート
  2. まだやることが決まっていない・・

このような状況だとPHPの基礎学習が本当に意味のある勉強なのかわからないですよね。

そのため、結果的にPHPの基礎学習が時間の無駄で終わってしまうということがあり得ます。


5.プログラミングだけに集中していない

プログラミングだけに集中していない人は結果的に時間の無駄で終わってしまう人が多いです。

なぜなら、複数のことを同時に勉強すると全てが中途半端になり、何も結果が出ないからです。

よくやりがちな具体例として、

  • プログラミング × 動画編集
  • プログラミング × ブログ
  • プログラミング × Twitter
  • プログラミング × Web制作
    (Web制作もプログラミングだが開発とは別物)

以上のことがあげられます。

時間を無駄にしないためにも、結果が出るまではプログラミングだけに集中するべきです。

▶︎【あなたも危険】結果の出ない駆け出しエンジニアに多い『3つ』の特徴を解説!


6.複数の言語を同時に勉強している

同系統のプログラミング言語を同時に複数勉強するのはやめておきましょう。

プログラミング言語にはそれぞれの文法や規則があります。

複数の言語を同時に勉強すると頭が混乱しやすく、余計に時間がかかってしまいます。

✔ 同系統のプログラミング言語、フレームワークの例

  • Ruby、PHP、Java(同系統のプログラミング言語)
  • Vue.js、React.js(同系統のjsフレームワーク)
  • Laravel、CakePHP(同系統のPHPフレームワーク)

このように同系統の言語やフレームワークはそれぞれ一つ習得できれば十分です。


7.意識だけ高い

意識だけ高い人はプログラミングを勉強しても時間の無駄で終わります。

✔ 意識だけが高い人の特徴

  • SNSで勉強したことを逐一呟く
  • インフルエンサーの影響を受けすぎている
  • 大して勉強時間を確保していない

成長の早い人はSNSで呟く時間を読書やエラー調査などプログラミング学習に使っています。

理想だけを掲げてプログラミング学習をしている自分に酔ってる人は確実に消えます。笑

▶︎【9割が消える】駆け出しエンジニアはなぜ消える?生き残るコツを教えます


8.まとまった勉強時間が確保できていない

プログラミングを習得するには時間がかかるため、まとまった勉強時間を確保する必要があります。

一日一時間を毎日続けてもプログラミングは習得できずに、時間の無駄で終わるでしょう。

そのため、勉強時間を確保する工夫をする必要があります。

対応としては勉強のルーティンを決めてしまうのが最も効率が良いです。

僕が実際にやっていた一日の勉強ルーティンを紹介します。

✔ 勉強のルーティン紹介

  • 仕事前の朝 : 昨日進めた箇所の復習
  • 昼休み : 技術書で勉強
  • 仕事終わりの夜 : スクールのカリキュラムを進める
  • 寝る前 : 明日進める分を決める

このように勉強のルーティンを決めてしまえば、勉強時間を確保しながら生活できるようになります。


9.講師、メンターがいない

プログラミングは講師、メンターがいないと時間の無駄が生じます。

というのも、一人だと、分からない点の理解やエラーの解決などに時間がかかりすぎるからです。

そのため、必ず講師、メンターをつけるようにしましょう!


10.完璧に理解してから次に進もうとしている

完璧に理解してから次に進むやり方では時間の無駄で終わってしまいます。

なぜなら、勉強の進捗が悪くなり、一向にプログラミングが習得できないからです。

最初からプログラミングを完璧に理解することは不可能です。

そのため、分からなくても次に進む必要があります。

そしてプログラミングを続けていると断片的な知識の一つずつが繋がる時が必ず訪れます。


プログラミングを時間の無駄で終わらせないために意識すること

プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点がわかったところで、次は時間を無駄にしないために意識することを解説していきます。

✔ プログラミングを時間の無駄で終わらせないために意識すること

  1. 一日5分だけでも毎日継続する
  2. 目標から逆算して勉強のスケジュールを組む
  3. プログラミングスクールに通う

では、順に解説していきます!

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1.一日5分だけでも毎日継続する

5分だけならやってもやらなくても変わらないと思いますよね?

確かに、スキルの向上という意味では5分だけやってもほとんど意味はないです。

では、なぜ5分だけでも勉強する必要があるのか?

✔ 5分だけでもプログラミングをするべき理由

  • プログラミングを勉強する習慣を維持できる
  • 5分のつもりが、1時間、2時間と勉強できてしまうことがある

以上のようなことが言えるからです。

何度も言うようにプログラミングの習得には時間がかかります。

そのため、プログラミングの学習を続けることが最も重要です。

そして、続けるためには勉強する習慣を維持する必要があるということです。

どうしても毎日続けるのが難しいという方はこちらの記事でプログラミングが続かない時の対処法を解説していますので、実践してみてください。
▶︎ プログラミングが続かない本当の理由とその対処法を解説


2.目標から逆算して勉強のスケジュールを組む

勉強のスケジュールを立てることも時間を無駄にしないために重要なことです。

というのも、期限がないとダラダラと勉強してしまい、いつまで経っても結果が出ないからです。

スケジュールは日単位で決めると効果的です。

具体例を出してみます。

✔ 目標設定

3ヶ月後にエンジニア転職を成功させる

✔︎ 1ヶ月目(月単位でのスケジュール)

Progateでの勉強を終了する。

✔︎ 最初の1週間(週単位でのスケジュール)

PHPのレッスンを全て終了する。

✔ 今日(日単位でのスケジュール)

PHPレッスンの1章を終了させる。

このように、月、週、日単位でどこまで進めるのかしっかりスケジュールを組めれば時間を無駄にすることなく目標達成することができます。


3.プログラミングスクールに通う

時間を無駄にしたくない方はプログラミングスクールに通うのが手っ取り早いです。

独学で勉強しようとすると効率が悪く、時間がかかりすぎるからです。

✔ 独学の効率が悪い点

  • 勉強方法を考えるのに時間がかかる
  • エラー解決に時間がかかる
  • わからないところを解決できない

このように独学でやろうとすると何かと時間が余計にかかってしまうため、スクールに通うことをおすすめします。


時間の無駄にならないプログラミングスクールを見極めるポイント

時間を無駄にしたくないなら独学よりもプログラミングスクールに通うべきです。

ここでは、数あるプログラミングスクールを見極めるポイントを解説していきます。

✔ プログラミングスクールを見極めるポイント

  1. 講師、メンターは現役エンジニアであるか
  2. 実務で使える実践的なスキルが身につくか
  3. 転職サポートがあるか

では、順に解説していきます!


1.講師、メンターは現役エンジニアであるか

まず一つ目として現役エンジニアが講師、メンターを務めるプログラミングスクールを選ぶようにしましょう。

現役エンジニアに教わるべき理由としては以下があげられます。

✔ 現役エンジニアに教わるべき理由

  • 実務レベルのフィードバックを受けられる
  • 実務で使える小技なども教えてもらえる
  • 技術レベルが高く、質問への回答がわかりやすい

スクールによっては卒業生がメンターにつく場合や実務経験のない人が講師をしている場合もあります。

講師、メンターはスクールで学ぶ以上、必ず付き合っていく存在になるので、しっかり見極めていきましょう。


2.実務で使える実践的なスキルが身につくか

二つ目としては実務で使える実践的なスキルが身につくスクールを選びましょう。

当たり前ですが、勉強したことが実務で全く通用しないのでは意味ないですからね。

具体的に実践的なスキルが身につくカリキュラムについてあげてみます。

✔︎ 実践的なスキルが身につくカリキュラム

  • オリジナルのアプリケーションを開発
  • gitを用いたチーム開発
  • zoom、slackなど実務で使われているツールの使用

実務ではチーム開発を行うことが多いです。

そのため、プログラミングスクールでチーム開発が経験できれば実務でもスムーズに開発を行うことができます。

また、現場のエンジニアはプログラミングだけでなくあらゆるツールを使いこなしています。

zoom、slack、chatworkなど主要なツールが使えるとより仕事に馴染むことができます。


3.転職サポートがあるか

三つ目としてエンジニア転職を目指す方は転職サポートがあるスクールを選ぶようにしましょう。

スクールでプログラミングを勉強したにもかかわらずエンジニアになれなかったというケースもよくあるからです。

✔︎ 転職サポートを受けるメリット

  • キャリア相談ができる
  • 履歴書や職務経歴書の添削が受けられる
  • 面接対策、練習ができる
  • 企業を紹介してもらえることがある

エンジニア転職は本当にできるのか不安になるものです。

相談できる相手がいるというのは思っている以上に心強いです。


まとめ : プログラミングスクールに通うことで大半は解決する

今回は『プログラミングが時間の無駄で終わってしまう人の共通点10選』というテーマでお話ししました。

まとめると、

  • 成りたいエンジニア像が決まっていない
  • インプット学習多めでアウトプットしない
  • プログラミングで作りたいものがない
  • 学習のロードマップを決めていない
  • プログラミングだけに集中していない
  • 複数の言語を同時に勉強している
  • 意識だけ高い
  • まとまった勉強時間が確保できていない
  • 講師、メンターがいない
  • 完璧に理解してから次に進もうとしている

ですね。

成りたいエンジニア像が決まったらそれに合うプログラミングスクールに通うと良いですよ。

スクールに通うことで挫折率が下がるだけでなく時間効率が良くなるため早く成長することができます。


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この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

ではまた◎

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