こんにちはゆうき(@RubyPHP2)です。
このブログでは、Webエンジニアである僕自身の体験をもとに、プログラミングについてのノウハウを発信していきます。
サーバーサイドエンジニアに興味があります。具体的にどんなスキルが必要なの?
このようなサーバーサイドエンジニアのスキルについての疑問にお答えしていきます。
- サーバーサイドエンジニアとは?
- サーバーサイドエンジニアに必要なスキル
- サーバーサイドエンジニアの将来性
では、さっそく見ていきましょう!
目次
サーバーサイドエンジニアとは?
まずはじめに、そもそもサーバーサイドエンジニアとは?についてです。
Webアプリやiosアプリ、Androidアプリなどのサーバーサイド側の処理を担当するエンジニアのことを指す
フロントエンドエンジニアはユーザから直接目に見える部分を担当するに対し、サーバーサイドエンジニアはユーザからは目に見えない処理部分を担当します。
具体的にはユーザ登録や検索機能などが挙げられます。
入力フォームから登録内容を入力し、登録ボタンを押すと、ユーザ登録を行う機能はよくありますよね。
この例でいうとサーバーサイドエンジニアは登録ボタンが押されて、ユーザ登録が完了するまでの目に見えない処理部分を担当しているのです。
また、似た言葉としてバックエンドエンジニアがあります。
バックエンドエンジニアとサーバーサイドエンジニアは同義と捉えて良いです。
サーバーサイドエンジニアに必要なスキル
次にサーバーサイドエンジニアに必要なスキルについて解説していきます。
最初から全てを習得することは不可能です。
ここでは優先度の高い順に一つずつ解説していきます。
- サーバーサイド言語のプログラミング
- データベースの操作スキル
- フレームワークでの開発スキル
- フロントエンドの開発スキル
- サーバー構築スキル
優先度1 サーバーサイド言語のプログラミングスキル
まず1つ目に『サーバーサイド言語のプログラミングスキル』です。
もっとも優先度が高く必須のスキルです。
サーバーサイドの言語とは次のような言語が当てはまります。
- Java
- Ruby
- PHP
- Go
- Python
そんなにたくさんあって難しそう?安心してください。
複数のサーバーサイド言語を扱えなくても問題なし
もちろん複数言語を扱える方が良いです。
ただ、最初は1つの言語を扱えれば十分です。
なぜなら、1つのプロジェクトで使われているサーバーサイドの言語は大抵1つだからです。
複数の言語を勉強するよりも、他の勉強に時間を割いた方が有意義に使えます。
そのため、経験浅いうちは、1つのサーバーサイド言語の習得を目指しましょう!
優先度2 データベースの操作スキル
2つ目に『データベースの操作スキル』です。
Web、アプリなどのサービスではデータベースが使われているため、必須のスキルと言えます。
後からデータを扱いやすいよう整理したデータの集合を指す
データベースにも複数の種類があり、代表例を挙げると次の通りです。
- MySQL
- Oracle
- PostgresSQL
- SQLite
これら全てを習得する必要はありません。
データベースの扱いはそれぞれで若干異なるものの、1つ習得できれば、他のデータベースを習得することは容易です。
なぜならデータベースの操作には共通してSQLという言語を使用するからです。
SQLはデータベースを操作するために必要な言語です。
SQLでは次のような操作が可能です。ここでは必ず習得したい事項を挙げています。
- データの検索、挿入、更新、削除
- テーブルの作成、削除
- カラムの追加、変更、削除
これらのデータベースの操作ができれば基本は習得したと言えます。
サーバーサイドエンジニアは特にデータベースに触れることが多いので、必ず習得しておきたいスキルです。
優先度3 フレームワークでの開発スキル
3つ目に『フレームワークでの開発スキル』です。
近年の開発ではフレームワークを使用することが主流になってきています。
そのため、プログラミング言語の理解とともにフレームワークスキルの習得も求められます。
開発を効率よく行えるよう、汎用的に必要な機能をまとめている枠組みのこと
フレームワークにも種類があり、PHPで例を挙げると次の通りです。
- Laravel
- CakePHP
- Symfony
- CodeIgniter
- FuelPHP
中でもLaravel、CakePHPがよく使われている傾向にあります。
まずは1つのフレームワークの習得を目指しましょう。
優先度4 フロントエンドの開発スキル
4つ目に『フロントエンドの開発スキル』です。
Webアプリの開発においてサーバーサイドエンジニアがフロントエンドを開発するケースはよくあります。
HTML、CSS、javascriptなどを用いてユーザが直接触る画面側の開発を行うこと
javascriptは動的に画面を操作したい場合に用いられ、Webアプリで使われていないサービスはほとんどありません。
それほどメジャーな言語でjavascriptフレームワークも数多くあります。
サーバーサイドエンジニアであれば第二の武器としてフロントエンドの開発ができた方がなにかと重宝されます。
ただし、必須のスキルほどではないため、優先度は低めです。
優先度5 サーバー構築スキル
5つ目に『サーバー構築スキル』です。
WebアプリケーションなどのサービスはWebサーバー上で稼働しています。
つまりサービスを提供するためにはサーバー環境を構築する必要があります。
サーバーの知識があるといざという時に役立ちます。
最もよく使われているWebサーバーはApacheで、次にNginxです。
Webサーバーの知識とスキルがあればプログラミング以外の箇所でも活躍することができます。
ただし、経験の浅いうちからサーバー構築を担当することは多くないため、優先度は低めです。
サーバーサイドエンジニアの将来性
結論、サーバーサイドエンジニアの将来性は高いです!
ノーコードの普及でプログラミングがそもそも不要になるのでは?と考えている人もいます。
しかし、実際のプロジェクトでは細かな仕様、要件がつきものです。
それらをノーコードで処理することは不可能です。
フロント側のみで開発ができるプロジェクトもあるにはあります。
ただし、かなり小規模なプロジェクトで大抵はサーバーサイドが必要になります。
Webサービス、アプリが普及している現状でサーバーサイドエンジニアの将来性が低いということは考えられないですね。
サーバーサイドはフロントエンドと違い、ユーザからは見えない部分なので軽視されがちです。
フロント側はサーバーサイドからの結果を使って画面を作っており、複雑なロジックを担っているのはサーバーサイドです。
これからエンジニアを目指す方にもおすすめです!
まとめ
今回はサーバーサイドエンジニアに必要なスキルを優先度順で解説しました!
いかがだったでしょうか?
サーバーサイドエンジニアに必要なスキルはたくさんありますね。
これから勉強は始められる方は焦らなくても問題ないです。
いきなり全てを習得するなんて天才以外不可能です。
まずは1つのプログラミング言語を勉強して、必要になったらSQLを勉強してという風に段階を踏んで学習していけば良いですよ。
是非参考にしてみてください。
ではまた◎