こんにちはゆうき(@RubyPHP2)です。
このブログでは、Webエンジニアである僕自身の体験をもとに、プログラミングについてのノウハウを発信していきます。
このような疑問についてお答えしていきますね。
今回の記事では自分のレベルを引き上げたい!成長したい!という駆け出しエンジニアの方に向けて書いています。
どのような企業を選ぶかで成長速度は大きく変わります。
この記事を読んで最速で即戦力エンジニアまで成長してください!
- 駆け出しエンジニアの企業選びの基準は?
- 駆け出しエンジニアのエンジニア転職は厳しい?
- 駆け出しエンジニアはどのような特徴の企業を選ぶべきか?
- 駆け出しエンジニアの企業の見極め方
僕自身も駆け出しエンジニアだった頃にエンジニア転職をして企業選びに大失敗した経験をしました。
なぜ失敗したか?
それはとりあえず内定もらえたところに転職するか、くらいでしか考えていなかったからです。
エンジニアはスキルが全てです。
僕のように適当にエンジニア転職をすると後から必ず後悔します。
今回の内容は自社開発企業がおすすめ!SESはやめとけ!のようなよくある話はしません。
もっと踏み込んだ内容になっています。
必ず参考になるので、是非最後まで読んでみてください。
では、前置きはこのくらいにして本題を見ていきましょう!
目次
駆け出しエンジニアの企業選びの基準は?
はじめに、『駆け出しエンジニアの企業選びの基準』についてです。
幅広い業務を一貫して任せてもらえる企業かどうか
これは企業選びをする上での大前提の話です。
なぜなら、多少無茶な業務を任せてもらえる方が格段に成長できるからです。
幅広い業務とはなにか?
エンジニアの代表的な業務は次の通りです。
- 社内メンバー、クライアントとのMTG
- 開発する機能の仕様、要件決定
- 設計書作成
- 開発、実装
- 試験、試験表作成
- リリース作業
- コードレビュー
- SQLによるデータ抽出
これらの業務をできるだけ任せもらえる企業が良いです。
駆け出しエンジニアからエンジニア転職をすると、3ヶ月の研修があったり、特定の一部分だけ担当するということはよくあります。
研修自体を否定しませんが、実務の方が圧倒的にレベルが高いです。
当然ですよね。
実務はプロのエンジニアの方々がサービスを作っているわけですから。
つまり、駆け出しエンジニアの状態であってもプロの先輩エンジニアに混ざって同じ仕事を一緒に進めることが重要です。
まわりのレベルが自分のレベルを引きあげてくれますよ!
駆け出しエンジニアのエンジニア転職は厳しい?
次に『駆け出しエンジニアのエンジニア転職は厳しいのか?』についてです。
以前よりは厳しいが、対策をしっかりとればエンジニア転職は可能
どういうことか?
ITエンジニアの数は常に不足しています。
経済産業省が公開している資料によると、2030年までに45万人不足すると言われています。
【経済産業省】
このことからも分かるように、企業は常にITエンジニアを欲しています。
そのため、一般的なキャリア転職であれば容易で、年収を上げることも可能です。
では、なぜ駆け出しエンジニアのエンジニア転職は厳しいのか?
企業が求めているのは即戦力となれるエンジニアだから
これが答えです。
リモートワークが普及し、教育コストがかかる今、わざわざ駆け出しエンジニアを採用しようとする企業は多くありません。
駆け出しエンジニアの方はこの現状を受け止めてエンジニア転職を目指す必要があります。
と、厳しい現状をお伝えしましたが、もちろん不可能ではありません。
良質なポートフォリオを作成し、しっかり面接対策を行えば十分可能です。
実際、僕自身が駆け出しエンジニアからエンジニア転職できていますからね。
面接対策はこちらの記事で詳しく解説しています。
企業はどこを見ているのか、よく聞かれる質問について分かるようになります。
駆け出しエンジニアはどのような特徴の企業を選ぶべきか?
IT企業ならどこでもいいというわけではないですよね。
今僕が駆け出しエンジニアならどのような企業を選ぶかを考えました。
企業選びのポイントは次の通りになります。
- お金に余裕のある企業であるか?
- エンジニアが少数精鋭であるか?
- 扱っている技術が自分のキャリアに合っているか?
- 急成長企業であるか?
- 凄腕のエンジニアはいるか?
では順に解説していきますね!
1.お金に余裕のある企業であるか?
1つ目は『お金に余裕のある企業であるか?』です。
どうしてお金に余裕のある企業がいいのか?
ゆとりを持って幅広い業務に携わることができるから。
駆け出しエンジニアに色んな仕事を任せるとなると必ずフォローが必要になります。
フォローが必要になるということはその分コストがかかるということですね。
お金に余裕のある企業であれば、しばらくはフォローしてでもあなたの成長を優先してくれます。
早く成長してもらった方が、将来的に企業にとっても利益になるからです。
一方で、お金の余裕のない企業はどうか?
急ぎで売り上げを確保する必要があるため、あなたの成長にコストを割くことができません。
できることだけをずっとやり続けるということもあり得ますね。
なので、お金に余裕のある企業で幅広い業務に携わって、短期間で急成長を狙いましょう!
2.エンジニアが少数精鋭であるか?
2つ目は『エンジニアが少数精鋭であるか?」です。
どうして、エンジニアが少数精鋭だと良いのか?
エンジニアの人数が少ないということは一人当たりの実装範囲が広くなるから
求人なんかで少数精鋭と書かれていると良いイメージがしなくないですか?
僕はしなかったです。笑
少数精鋭って単に人手不足でブラックなイメージがあったからです。
もしかするとこれは本当なのかもしれません。
しかし、駆け出しエンジニアであれば幅広い開発に携われる少数精鋭の企業の方が断然良いです!
エンジニアの数が多いほど担当する仕事は減っていきます。
例えば、エンジニアの数が多ければ、サーバーサイドの開発のみ、フロントエンドの開発のみ、試験のみ、設計のみといった具合で一部分の工程のみ担当するということがあります。
少数精鋭であれば、これら業務を全て担当するということが可能なので圧倒的に成長できるわけです。
3.扱っている技術が自分のキャリアに合っているか?
3つ目に『扱っている技術が自分のキャリアに合っているか?』です。
これは説明するまでもないかもしれませんね。
例えばphpメインのサーバーサイドエンジニアを目指しているとして、求人がswiftでのアプリ開発だったら完全にミスマッチですよね。
最初に入る企業での実務経験が自分のスキルの基盤となります。
そのため、自分がどのような技術を習得してどのようなキャリアを歩んでいきたいかをしっかり考えておきましょう。
僕のおすすめはサーバーサイドエンジニアです!
僕がサーバーサイドメインでプログラミングをやっているので完全にポジショントークも入っちゃてますが笑
以下の記事でサーバーサイドエンジニアに必要なスキルについて詳しく解説しています。
4.急成長企業であるか?
4つ目に『急成長企業であるか?』です。
なぜ、急成長企業の方が良いのか?
今ヒットしているビジネスを間近で学べるから
会社が急成長する理由はビジネスが好調だからです。
そして好調な理由も必ずあります。
また、急成長企業では積極的にビジネスの提案、施策ができます。
仮に自分の提案した施策で成果が上がらなかったとしても、経験値として確実に蓄積されていきます。
ただコードを書くだけのエンジニアではなく、自分の意識次第でビジネススキルも磨くことができるのは急成長企業の特徴ですね。
5.凄腕のエンジニアはいるか?
5つ目に『凄腕のエンジニアはいるか?』です。
なぜ凄腕のエンジニアがいた方が良いか?
自分のお手本となる存在になってくれるから
駆け出しエンジニアはまさに急成長期です。
この急成長期にお手本となるエンジニアの方がいるかどうかが重要です。
凄腕エンジニアの書いたコードを読めば、ロジックの組み立て方、可読性、保守性を意識されたコードを学ぶことができます。
凄腕エンジニアのコードの書き方、ロジックの組み立て方をマネしていけばエンジニアとして大きく成長できますよ!
駆け出しエンジニアの企業の見極め方
選ぶべき企業の特徴はわかったけどさー、そもそもどうやって企業の特徴を見極めればいいの?
そうですよね!
では企業選びの特徴が理解してもらえたところで、企業の見極め方について解説していきます。
企業の見極め方は次の通りです。
- HP、募集要項、ネットでの評判を調べる
- 企業に直接質問する
- 体験入社をする
順に解説していきます!
1.HP、募集要項、ネットでの評判を調べる
1つ目は『HP、募集要項、ネットでの評判を調べる』です。
自分で調べられる範囲のことはとにかく調べましょう。
例えば、急成長企業か?扱っている技術はなにか?この辺りは調べればわかるでしょう。
事前に調べることで面接対策にも繋がり、企業について調べつくすのはメリットしかありません。
これは確実にやっておくべきですね!
2.企業に直接質問する
2つ目は『企業に直接質問する』です。
企業との面接では、最後に「なにか質問はありますか?」と聞かれることが多いです。
エンジニアは少数のチーム構成か?などは実際に質問しないとわからない場合が多いので、面接時に質問すればOKです。
踏み込んだ質問をしても悪い顔をされることはありません。
質問のしすぎは時間を取らせてしまいますので、調べられることは自分で事前に調べておくのが良いです。
3.体験入社をする
3つ目に『体験入社をする』です。
体験入社?そんなのできるの?という方も多いかもしれません。
最近では企業と求職者のミスマッチを事前に防ぐためにも体験入社を導入しているところが多いです。
大抵は一週間程度で、実際の業務を体験することができます。
そこで凄腕エンジニアはいるか?などを見極めることができます。
入社してみたら未経験採用のエンジニアしかいないということも普通にあり得ますからね。
事前に入社後自分がどのような業務に携わるのかイメージができるようになるのでかなりおすすめです!
まとめ : まずは色んな企業を受けてみる
今回は駆け出しエンジニアの企業選びについて解説しました。
いかがだったでしょうか?
企業選びのポイントを知っていただいた上で、まずは色んな企業を受けてみてください。
実際に選考を進めることでしか上達しないこともあります。
ハキハキと伝えたいことを正確に伝えるスキルは面接の数をこなすしかありませんからね。
あなたのエンジニア転職がうまくいくことを願っています。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
ではまた◎
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