こんにちはゆうき(@RubyPHP2)です。
このブログでは、Webエンジニアである僕自身の体験をもとに、プログラミングについてのノウハウを発信していきます。
不安ですよね・・僕も不安でした。笑
まず、企業が僕たちエンジニアの何を見ているのか解説した後、エンジニア転職の面接でよく聞かれる質問を解説していきますね!
今日の記事はこんな人におすすめ!
- プログラミングを学習して将来はエンジニアになりたい!
- エンジニア転職したいけど、面接が不安
- 面接で聞かれることを事前に把握して準備しておきたい!
- 企業はエンジニアの何を見ているのか知りたい!
ではさっそく見ていきましょう!
目次
企業は面接でなにを見ている?
僕自身エンジニア転職は二度経験しています。
その中で数え切れないほど面接を受けてきました!
最初は本当にうまくいかず、落ちてばかりでしたね。
そんな僕でも自社開発系企業さんから内定が頂けるようになりました!
面接を繰り返すことで、企業がエンジニアのなにを見ているのかがわかるようになってきました。
まずは『企業は面接でなにを見ているか』について解説しますね!
もちろん、エンジニア未経験の方にも参考になる内容となっていますよ。
1.スキル
エンジニアを採用にするにあたってこれは一番重要な部分です。
これまでどのような経験をしてきたか、これは深く聞かれます。
自分の技術力だけでなく、どのようなポジションでどのような考えを持って業務に当たっているかしっかり整理しておきましょう。
また、プログラミング言語のバージョン、チームの人数、どれくらいの規模のサービスに携わっていたかなどプロジェクト全体についてもしっかり押さえておく必要があります。
このようにエンジニアの世界では実務経験が全てです。
では、エンジニア未経験者の場合はどこを見ているのでしょうか?
それはエンジニアになるためにどのような努力を積み重ね、どのようなポートフォリオを作成したかを見ています!
未経験者の場合、当然実務経験はありません。
ポートフォリオでどのような技術が使用されているか、なぜその技術を選定したのか、ポートフォリオを見れば現状でどれだけの知識と意欲があるかはわかります。
未経験者の場合、これまで自分がやってきたことをアピールする!ただそれだけです。
2.キャリアの一貫性
企業はエンジニアとしてのキャリアの一貫性を見ています。
つまり、はじめにIT業界を目指した理由、転職理由、志望動機などが一つのストーリーのように一貫性があるかを見ているということです。
それぞれが全く異なる理由だった場合、一貫性がなく、適当に答えているのがすぐにバレてしまいます。
どういう目的でエンジニアをやっているのか、ここが明確な人とそうでない人とでは仕事に対する熱意が大きく変わってくるため企業にとっても重要な部分ということです。
3.キャリアの将来
エンジニアが将来的にどのようなキャリアを望んでいるか、企業は見ています。
これは企業の将来性とエンジニアの将来性がマッチしているかを見ています。
例えば、Webサービスを展開している企業に対して将来は人口知能をやりたい!と伝えてもうちでは当分できないね〜となるわけです。
エンジニアの目指す将来と企業が目指す将来がマッチすることが重要なので、事前に受ける企業についてしっかり調べておきましょう。
エンジニア転職の面接でよく聞かれる10の質問
では次に面接でよく聞かれる10の質問について解説していきます!
対策をせずに面接に受けても良い結果は得られず、エンジニア転職を成功させることは難しいです。
エンジニア転職に失敗する人の特徴は別記事にて詳しく解説しています。
これらは全て実際に聞かれた内容なので、事前対策に使ってみてください。
- 自己紹介をしてください
- 弊社を志望した理由は?
- IT業界を目指した理由は?
- 将来どのようなエンジニアになりたいか?
- 失敗した経験を教えてください
- フリーランスを目指していますか?
- 弊社のサービスで改善した方が良いと思う点を教えてください
- なぜそのプログラミング言語を選んだのか?
- スキルアップするためにどのような取り組みをしているか?
- 今学習している技術を教えてください
1.自己紹介をしてください
1つ目は『自己紹介をしてください』です。
これは一つ目の質問として聞かれる場合が多いです。
その人を採用するかどうかは第一印象、第一回答で大きく左右するのでしっかり準備しておきましょう。
企業は前職でどのようなポジションでどのような実績をあげたかを把握するのが狙いです。
その実績が自社で生かせるかを見ているわけです。
間違っても、年齢は〇〇歳、趣味は〜などの不要な自分語りはしないようにしましょう。あ、これエンジニア転職始めた頃の僕でした。笑
自己紹介では短すぎず長すぎないことが重要です。
30秒〜60秒くらいにまとめると良いですよ。
2.弊社を志望した理由は?
2つ目に『弊社を志望した理由は?』です。
これは王道なので良く聞かれる質問です。
企業は明確な理由があって志望しているのか、そうでないのかを見極めようとしています。
面接前には必ずHPなどをチェックし、どのような特徴を持つ企業なのか押さえておきましょう。
僕の考えとしては企業の経営理念と絡めて志望理由を考えると良いです。
経営理念とはその企業が持つ考え方、方針であり、オンリーワンの特徴だからです。
扱っている最新技術に興味があります!では弊社じゃなくても良くない?となってしまいます。
しかし、経営理念は唯一無二であるため、そのようにはなりません。
3.IT業界を目指した理由は?
3つ目に『IT業界を目指した理由は?』です。
この質問は未経験からのエンジニア転職でよく質問されました。
企業はどのような目標、熱意があってわざわざIT業界に挑戦するのか、そこを把握することが狙いです。
この質問では自分が難しいプログラミングを学習してまで成し遂げたいこと、熱い想いを簡潔に答えるといいですよ。
未経験者にあって経験者にないもの、あえて言うならプログラミングに対する熱意です。
実績のない未経験者にとってはこの熱意は特に重要になってくるのでしっかり考えておきましょう。
ただし、プログラミングを習得して将来はフリーランスで稼ぎたいです!はNGです!
企業からすれば最初から退職を考えている人を採用するメリットはないですからね。
4.将来どのようなエンジニアになりたいか?
4つ目に『将来どのようなエンジニアになりたいか?』です。
企業はエンジニアの将来像からどのようなことを成し遂げてくれそうかを見ています。
この質問では技術ベースで説明するだけでは少し物足りないです。
企業は当然利益を上げる必要があるため、どのような成果を出したいかを述べるほうが良いです。
例えば、「サーバーサイドからフロントサイドまで一貫して担当できるエンジニアになりたいです!」
ではなく、
「サーバーサイドからフロントサイドまで一貫して担当できるエンジニアになり、提案力も磨くことでお客様からの信頼を勝ち取れるようなエンジニアになります!」
の方が良いです。
企業からすれば技術力はあくまで手段に過ぎないので、技術力を高めて何を成し遂げるのかを説明すと良いですよ。
5.失敗した経験を教えてください
5つ目に『失敗した経験を教えてください』です。
企業は失敗からどのように這い上がったかを見ています。
そのため、単に失敗した経験を話すだけではいけません。
失敗時にどのように解決したか、同じ失敗をしないためにどのようなことを考えたか、この辺りを絡めて解凍すると良いですよ。
6.フリーランスを目指していますか?
6つ目に『フリーランスを目指していますか?』です。
企業は退職する予定があるのか、ないのかを見ています。
もしフリーランスを目指している場合であっても、「フリーランスになる予定はない」と回答しましょう。
退職する予定がある人をわざわざ採用する企業はありませんからね。
ただし、なぜフリーランスを目指していないのか?を明確に答えられるようにしておきましょう。
回答次第では、学習が意欲がないと捉えられる場合もあります。
フリーランスを目指さなくても自分のキャリアが積めるという点を意識して回答すると良いですよ。
7.弊社のサービスで改善した方が良いと思う点を教えてください
7つ目に『弊社のサービスで改善した方が良いと思う点を教えてください』です。
企業は自社についてしっかり調べているか、自発的に提案するスキルがあるかを見ています。
特に自社開発系企業で多い質問です。
回答を考えていなかった場合、即座に回答するのはほぼ不可能です。
事前にサービスを実際に使い、問題点を挙げ、改善案を考えておきましょう。
この質問で良い改善案を提案できれば採用にグッと近づきます。
僕の場合、内定を頂いた企業からのフィードバックで内定の決め手はサービスの対しての改善案だったと言っていただきました。
サービスを運営していくということは常にアップデートさせていく必要があります。
そのため、改善案には大きな意味があり、採用においてもとても重要になります。
8.なぜそのプログラミング言語を選んだのか?
8つ目に『なぜそのプログラミング言語を選んだのか?』です。
これは未経験からのエンジニア転職でよく聞かれた質問です。
企業はどのような観点で技術選定をするのか、単にスクールに勧められただけではないかを見ています。
未経験の方だとプログラミングスクールに通って学習を進めている人もいるでしょう。
スクールだと学習教材があり、自分でプログラミング言語を選定することもありません。
しかし、なぜ自分がそのプログラミング言語を学習しているのかしっかり考える必要があります。
9.スキルアップするためにどのような取り組みをしているか?
9つ目に『スキルアップするためにどのような取り組みをしているか?』です。
企業はプログラミングに対して自発的か、早期にキャッチアップするスキルはあるかを見ています。
企業からすると自社がスキルアップを促すのではなく、休日などを使って勝手にスキルアップしてくれる人材の方が欲しいわけです。
この質問では普段のプログラミング学習方法が知りたいわけではありません。
どれだけのアウトプットができているかが重要です。
例を挙げると次の通りです。
- 移動時間は技術書を読んでいる
- 学習したことはQiitaやブログ、SNSで発信している
- 休日、勉強会に参加している
- 最新の〇〇という技術を用いてアプリを作った
自分のやっていることを素直に伝えるのが良いですよ。
10.今学習している技術を教えてください
最後は『今学習している技術を教えてください』です。
企業は技術のトレンドを追えているか、扱ったことのない技術の順応性を見ています。
これは技術に特化した質問です。
今学習している技術について細かく話して問題ありません。
記事を読んでいるだけでは物足りないので、実際に手を動かしてアプリを作っていると言えると良いですね。
その時、作成中のアプリのコードをGitHubにあげています、と言えると説得力が出るのでおすすめです。
おまけ:コーディング試験
一つおまけとして『コーディング試験』についてです。
エンジニア転職にはコーディング試験がつきものです。
中でも圧倒的に多かったのが「FizzBuzz問題」です。
FizzBuzz問題とは・・
1〜100の中で3の倍数のときは「Fizz」、5の倍数のときは「Buzz」、共通の倍数のときは「FizzBuzz 」、その他は「数値」を出力する
というものです。
エンジニア転職をするならこの問題は解けるよう押さえておいてください。
まとめ
今回の記事では企業は面接でどこを見ているか、よく聞かれる10の質問について解説しました!
いかがだったでしょうか?
僕がエンジニア転職を始めた頃は何も用意していなくて散々な結果でした。
ここまで読んでくださったあなたにはそのような失敗はしてほしくありません。
事前に企業がどのような意図があって質問しているのか、どのような質問をされるのかを知っておくことでしっかり準備することができます。
この記事を参考にして、エンジニア転職をぜひ成功させてください!
ではまた◎
エンジニア転職がしたいです!
だけど面接が不安で・・どんな質問を聞かれるのですか?